• 19
  • 3月

土、日の2日間、岡山大学医学部で開催されていた全国GID学会に参加しました。

丸々参加は、地元の行事行ったりきたりで出来なかったのですが、

それでも、教育現場、行政、家族、またボイストレーニングや生活支援、法的な問題など多面的な発表が多く本当に勉強になりました。

福祉の現場にいると、医療現場の方には失礼ですが、結構、医療って保守的というか封建的というか縦割り、人権感覚より治療!っていうことでぶつかることが多かったのですが・・・・この勉強会は、医者や看護師だけではどうにもならない幅広いネットワークが必要と言うことで、人権にねざした、多様性の認め合える勉強会でした。

年間自殺者の15%くらいが性同一性障害の方々かも?という報告や、

今回の東日本大震災でマイノリテイの方々がどうやってすごされたか・・・

リアルな当事者のお話も聞け、女性の人権だけが今回とりあげられていましたが、マイノリテイの方々についてもきちんと位置づけておかないと

ほんとうに大変な暮らしを強いていました。

なんにも悪いことをしていない・・・ただ、自分の性に正直に行きたい、なのに、戸籍が明らかになると職場を追われ・・・・犯罪をおかした逃亡者のような生活しか自分たちにはできないのか・・・・という当事者の言葉が胸に刺さりました。

岡山の複数のマイノリテイの方々ともこの機会につながれて、私もまず行政に働きかけないといけないことがはっきりして、忙しかったけど参加してよかったと思いました!

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