- 22
- 3月
当初予算を審議する大切な議会。2月定例市議会が終了。まず、感想として、当初予算ですので審議したい内容が多く、なのに・・・代表質問がある議会は個人が20分に削られ、
取り上げる項目がけずらざるをえなかったこと、これは党市議団として、あんなに議論して提出した予算に関わる要望書のほんの一部しか取り上げられなかった結果となりとても悔しいです。
優先順位で言うとやはり国政で今問題になっている介護保険や、震災復興の問題などとりあげざるをえないので、市独自の福祉の問題など減ってしまったという点でつらい議会となりました。 たがが10分、されど10分・・・・我が、党市議団のホープ、田中議員が
今回の個人質問で3回目の最後の登壇、15秒しか残っていないのに登壇し2つの質問をした姿に、他の議員から 「ほ~できるんじゃ15秒で」という感嘆の声が聞こえましたが・・・最後まであきらめず、粘り強く与えられた中で精一杯! あらためて実感した議会でした!
さて・・・
今回どうしても認められなかった議案は8件。(内容は10項目)
1・本町と平和町の市街地再開発ビルで、建築時に過大な税金投入を市が上乗せでおこなったうえ、その分を地権者でない住民に固定資産税を上乗せして回収している事業、もう何年も続けて反対をしています。
2・市立病院の地方独立行政法人化について
3・家庭系ごみ有料化にともなう予算。これも導入時より毎年反対
4・苫田ダムにかかわる予算。これも導入時より反対、不要な水を買わないこと、市民に水道料金の転嫁をしないということ・・・など釘をさすために。
5・下水道光ファイバ事業関連予算は、多大な税金を使って公がすべき事業でないと当初から反対。今は光ファイバ網は、私たちが警告したとおり民間事業者がたくさん参入。結局高速大容量のファイバ網をするという当初の計画と目的は今本当に必要ない結果となっています。
6・駅元街再開発事業の特別会計について、特定業者優遇の問題や、特定建築者が売却しなければならない保留床を市税で購入しまだ売却していないなど問題ありで継続して反対。
7・介護保険料値上げは、当初案より値上げ幅を抑えているとはいえ、高齢者の厳しい暮らしを考えると賛成できない。
8・後期高齢者医療費値上げも同様の理由で反対
9・学校給食の民間委託推進は、子どもの食の安全や教育よりコスト削減に重きを置いているのではないか?という理由で反対
10・市税条例で、国の復興財源確保法に基づき、市民税に一律500円上乗せすることは、復興財源の集め方が間違っている。
などの理由です。何年も継続して反対していますが、当初であらためて議論して、きちんと反対討論することで私たちがなんでもかんでも反対しているということではないと、理解していただけたらと思います。またもう10年以上反対し続けてきた、自衛隊員募集の事務事業に関わる予算は、市がひきうけて行う事業でないということを指摘し
反対し続けた結果、なんと!今回の予算には計上されませんでした!
やはり、市民の視点で粘り強く議論することが大事ですね!