分類: 日記帳

視察2日目は釧路市

13年11月10日 日曜日

2日目は釧路市で生活保護行政の自立支援事業を視察。ここは国のモデル指定をうけ自立支援事業に生保家庭をつなげている。しかし自分たち職員が頭を悩ましたくさんの団体などを巻き込みきちんと自立をするためにサポートをしている。
半年ほどボランティアなどで実績をつんで、その後は免許の取得の援助などをして本当に自立させることを市職員が一生懸命工夫されてがんばっておられました。市役所には日本国憲法前文がきっちりと掲げられています!すばらしいね

保健福祉委員会視察

13年11月7日 木曜日
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1日目は北海道の帯広市にきて、家庭教育学級と児童クラブについて学びました。児童クラブはすべて指定管理者制度導入していて、職員の半分は正規。基準もきっちりしてました。場所も空き店舗や空き教室など多様でした。

西大寺アート日和

13年11月5日 火曜日

岡山芸術祭参加行事、西大寺観音院と五福どおりで西大寺アート日和というイベントがあり参加しました。境内ではコーラスからダンスまで様々な文化行事、五福どおりはのきした八百屋やお店が!もう少し大勢の方が来てくれたらなあとおもいますが毎年参加者は確実に増えています。続けていくことが大事なのかもしれませんね。
一日楽しめるステキなイベントでした

釈迦内棺唄の魂の女優さん!有馬理恵さん!!

13年11月5日 火曜日

人権連主催の、人権と文化の集いに行きました、メインゲストは、釈迦内棺唄をライフワークとして演じている女優の有馬理恵さん。
この舞台との出会い、自分の生い立ち、出会った人々、今の家族などすべてのひととむきあうことがその背景にある、部落問題、女性差別、戦争、東日本大震災、東京電力フクシマ原発事故、従軍慰安婦問題、性暴力、イラク人質事件などあらゆる差別から人権をまもる生き方であり彼女が向き合う中でまっすぐと立ち向かう生き様を選んだというお話は、本当にずっしりと心に響きました。
いやあーすばらしい方です!!
言葉にすると軽くなるなー、実際に多くの方と彼女と出会って欲しいと思いました!

来年度の予算要望で、市長、教育長と懇談

13年11月1日 金曜日

 日本共産党岡山市議団として岡山市長に来年度の予算について201項目の要求書を提出、今日は、国保の引き下げ、乳幼児医療費無料化の年齢拡大、地域公共交通について、保育園の保留児対策、学童保育の充実、市の職員の非正規雇用が増えている現状など6項目について懇談。

大森市長は6項目について自分の言葉で現時点での見解を述べられました。(それだけでも今までと違い新鮮!とおもってしまいました)
乳幼児医療費の無料化の年齢拡大は選挙のときにご自分も要望されたので必要性も、岡山市が県下最低の認識はあるが、継続できるように検討中とのこと。

公共交通のところは先日、市長が記者発表された回遊性の部分も含め方針をもうすぐ出すとのこと。
ただ、私達は周辺部のことが深刻だとお願いしました。
また、保育園の保留児という定義は違和感があると述べられ、対策の急務の必要性は認識が一致できました。

国民健康保険料は、保険者の受益者負担が原則という見解で私達の社会保障だという立場とは異なっています、そこはしっかり議論しないといけません。

201項目の中で23項目は教育分野にかかわるので教育委員会にも申し入れ教育長などと懇談をしました。
学力テスト公開で無駄な順位付けはしないように、各学校にスクールソーシャルワーカーを、学区の弾力化はみなおすべき!と要望しました。

児童文学は深い!のだ!!

13年10月24日 木曜日

西大寺アートプログラム西郷竹彦先生の国語の授業を受けました。
西郷先生は文芸教育理論の体系化をめざし活動をされています。児童文化や民話を豊かに深く読み取る豊かな世界を展開されます。

今日の授業は、国語の教科書にでてくる「ごんぎつね」
ちょっとお話を要約「これは、ひとりぼっちのイタズラ好きのごんぎつねがある日、村の男、兵十のつったうなぎを盗むというイタズラをしました。その次の日に兵十のお母さんの葬儀に遭遇。ごん狐は兵十がおかあさんのために釣ったうなぎを取ってしまったとおもい罪滅ぼしに兵十の家に毎日、栗やまつたけをとどけます。兵十は不思議に思い友達に話すと友達は神様の仕業だと言う。その会話を隠れて聞いていたごんぎつね、次の日も栗やマツタケを届けます。しかしその後姿を兵十に見られ。イタズラ好きの狐が入ってきたと思って銃で撃たれごんきつねは死んでしまう・・・あとでもって来てくれたものを見た兵十はおまえだったのか・・・と」
というお話です。

これ娘が小学校のときの授業参観では、「いくら良いことをしても日ごろの行いが・・・」みたいなまとめだったのに、
西郷先生は。これは悲劇だと言われ・・・
こういう結末になったのは、ごんぎつねのせいでも、兵十のせいでもない。まずどういう社会でどういう状況で二人は生きていたのか・・・
お城の中山様と言うお殿様の下、封建社会の中で身分が違う物遠しのコミュニケーション不測の結果起きた悲劇ではないか・・・と社会背景の話をされました。
そして最初からどこをだれを視角に置く手法をとっているのかと文法的なことも言われました。最初はごんぎつね・・・そして最後は兵十からの視角、一瞬だけ視角がかわるところも・・・と読みながら解説してくださいました。西郷先生に早く会っていたらもっと文学の世界が好きになっていたのでしょうね!
今日は親子授業を私たちが傍聴すると言う形で行われたのですが、参加した子どもたちも、学校では習わない!との感想。

ほんとうに児童文学は深い!!