分類: 日記帳
保健福祉委員会視察
13年11月7日 木曜日西大寺アート日和
13年11月5日 火曜日釈迦内棺唄の魂の女優さん!有馬理恵さん!!
13年11月5日 火曜日来年度の予算要望で、市長、教育長と懇談
13年11月1日 金曜日 日本共産党岡山市議団として岡山市長に来年度の予算について201項目の要求書を提出、今日は、国保の引き下げ、乳幼児医療費無料化の年齢拡大、地域公共交通について、保育園の保留児対策、学童保育の充実、市の職員の非正規雇用が増えている現状など6項目について懇談。
大森市長は6項目について自分の言葉で現時点での見解を述べられました。(それだけでも今までと違い新鮮!とおもってしまいました)
乳幼児医療費の無料化の年齢拡大は選挙のときにご自分も要望されたので必要性も、岡山市が県下最低の認識はあるが、継続できるように検討中とのこと。
公共交通のところは先日、市長が記者発表された回遊性の部分も含め方針をもうすぐ出すとのこと。
ただ、私達は周辺部のことが深刻だとお願いしました。
また、保育園の保留児という定義は違和感があると述べられ、対策の急務の必要性は認識が一致できました。
国民健康保険料は、保険者の受益者負担が原則という見解で私達の社会保障だという立場とは異なっています、そこはしっかり議論しないといけません。
201項目の中で23項目は教育分野にかかわるので教育委員会にも申し入れ教育長などと懇談をしました。
学力テスト公開で無駄な順位付けはしないように、各学校にスクールソーシャルワーカーを、学区の弾力化はみなおすべき!と要望しました。
児童文学は深い!のだ!!
13年10月24日 木曜日西大寺アートプログラム西郷竹彦先生の国語の授業を受けました。
西郷先生は文芸教育理論の体系化をめざし活動をされています。児童文化や民話を豊かに深く読み取る豊かな世界を展開されます。
今日の授業は、国語の教科書にでてくる「ごんぎつね」
ちょっとお話を要約「これは、ひとりぼっちのイタズラ好きのごんぎつねがある日、村の男、兵十のつったうなぎを盗むというイタズラをしました。その次の日に兵十のお母さんの葬儀に遭遇。ごん狐は兵十がおかあさんのために釣ったうなぎを取ってしまったとおもい罪滅ぼしに兵十の家に毎日、栗やまつたけをとどけます。兵十は不思議に思い友達に話すと友達は神様の仕業だと言う。その会話を隠れて聞いていたごんぎつね、次の日も栗やマツタケを届けます。しかしその後姿を兵十に見られ。イタズラ好きの狐が入ってきたと思って銃で撃たれごんきつねは死んでしまう・・・あとでもって来てくれたものを見た兵十はおまえだったのか・・・と」
というお話です。
これ娘が小学校のときの授業参観では、「いくら良いことをしても日ごろの行いが・・・」みたいなまとめだったのに、
西郷先生は。これは悲劇だと言われ・・・
こういう結末になったのは、ごんぎつねのせいでも、兵十のせいでもない。まずどういう社会でどういう状況で二人は生きていたのか・・・
お城の中山様と言うお殿様の下、封建社会の中で身分が違う物遠しのコミュニケーション不測の結果起きた悲劇ではないか・・・と社会背景の話をされました。
そして最初からどこをだれを視角に置く手法をとっているのかと文法的なことも言われました。最初はごんぎつね・・・そして最後は兵十からの視角、一瞬だけ視角がかわるところも・・・と読みながら解説してくださいました。西郷先生に早く会っていたらもっと文学の世界が好きになっていたのでしょうね!
今日は親子授業を私たちが傍聴すると言う形で行われたのですが、参加した子どもたちも、学校では習わない!との感想。
ほんとうに児童文学は深い!!