分類: 視察報告

被災地支援レポートNO.4

11年6月16日 木曜日
今日のTくんからのレポートです!感性が豊かで、いろんなことを吸収していることが文章のすみずみに感じられるいいレポートです!!若さゆえなのかしら!!
では以下・彼の報告レポートです。
~~~~~~~~~~~~~
今日は、朝と昼から夕方にかけて宮古市の漁港近くの鍬ヶ崎地域の津波による床下床上浸水や全壊を免れた家に戸別訪問をしました!
 
 今までは、仮設住宅などでの活動が主でしたが、津波での被害が少なく済んだ家に、今日は、初じめての試みとゆう事で不安もあったけど一軒一軒訪問してまわりました。
 
 最初に伺った家は、一階が津波で被害にあったけど徐々に工事をして直している状態でした。
 
 こないだ床下のへ泥のかき出しに行った党員さんの家もこの地域にあり、伺いました。
 
 
まだ、こないだ作業をした後の状態で、話しを聞くと『まだ工事が入らない、でも少しずつだぁ!食べる物などには困ってない!けど仕事が欲しい』っと言ってました。
 
 他のお宅にも何人もの方が、『仕事は紹介してもらえないのか?』『こないだ漁が解禁されたのに船が流されて仕事にならない…アワビ漁までにはどうにかならないのか?』『主人は船が流されて漁にでれない…仕事と言っても今は、観光の連絡船のボランティアをしている』
 
 漁業が盛んな地域だけに、船が流され仕事を失った方が沢山いて早く早くと漁をしたいとゆう思いが強く、また頑張って漁業を再開させようとしても個人の力だけでは無理難題が多く、切ない表情が、なんとも言えなくて『少しずつですね』としか言葉にできなかったです。
 また、津波でやられてしまい解体予定の家では、片付けなどに追われていました…
 
 『避難所で生活している分にはまだ困ったりする事はないけど、この先どこの仮設住宅に入るのか?仮設住宅に入った後が不安。支援が2年ではその後どうしたらいいのか?』など住む場所への今後の不安などを言われていました。
 
 『家は、持ちこたえてくれたから後は、工事を待つだけだが地元の業者でないと工事をしてくれないから直そうにも直せない』と言う声もありました。
 
地元の中小企業の復興も大切ですが、どこの地域も解体工事や補強工事などで手が回ってないのでは?と思いました。生活の基盤となる家だから、手が回らない場所の工事は、地元以外の業者も受け入れるとゆう事も考えてみる必要性もあるのかなと…

続・被災地支援レポート

11年6月15日 水曜日

今日もTくんから、被災地ボランテイア報告がありました!

深夜地震の報道があったのでちょっと心配!

では以下彼の文と写真です

お疲れ様です!3日目終了〓

今日は、田老地区の共産党員の被災された方の家の床下の泥かきに行きました。
海がすぐそばにあり、緩やかな坂をちょっと登ったところに家はありました。

この家は一階のだいたい人の胸あたりまで浸水したそうです…
窓ガラスも割れてビニールシートで覆われている状態でした。

一階の部屋の畳みは、すでにはずされていて板張りの状態でした。
板を丁寧に剥がして、その下に入りました。

だいたい泥の深さが2~3cmくらいでその部分だけを丁寧にかき出して、石灰を撒きました。
剥がした板は洗って家の中にいれて乾かしている状態です。

この家のご主人は、頑張って早く元の家に戻すんだとゆう気持ちが強く感じられました。
作業を手伝ってくれながらも少し寂しい表情でした… (さらに…)

被災地支援レポート

11年6月14日 火曜日

被災地支援ボランテイアに言ったTくんから報告レポート

が届きました!

以下・彼のメールをそのまま!

2日め終了〓
朝6時半起床~朝ごはん~9時15分宮古市地区委員会~支援物資の仕分け16時30に終了~重茂地区、山田町を見て~晩御飯~
岡山から届いた救援物資他にも、広島からや、昼に到着した鳥取の救援物資を仕分けしました!
衣類は、子供用、女性婦人用、男性用など下着類も合わせて仕分けしました!

食器は、小皿小鉢、茶碗、お椀、丼ぶり、大皿などわかりやすい用に仕分けをしました!

お米は、5kgずつに袋に入れかえて仕分けしました

それらを各家庭など被災された方々に要望されたのを迅速に届けられる用に仕分け作業をしました!
(さらに…)

暴力のない社会へ!女性は団結を!

11年5月30日 月曜日

日本フェミニストカウンセリング学会の全国大会が姫路であり、どうしても!!との思いで、参加しました。2日間は日程的に無理だったので1日目のシンポジウムだけ出席。フェミニストカウンセリングとは、、「女性の生き難さは個人の問題ではなく、社会の問題である」というフェミニズムの視点をもって、それぞれの女性の問題解決をサポートすることであり職業として確立すべきものですが、

まだまだ有資格者は全国で59人。DVや性暴力などの支援、裁判での意見陳述など専門性が必要であり、もっともっと必要な職業です。 シンポジウムは (さらに…)

大きくなあ~れ!

11年5月27日 金曜日

岡山協立保育園がこの4月から社会法人化し、園舎も移転建て替えで新スタートした。

見に行くね!といいながらやっといけました。平屋建ての開放感のある建物。

真ん中に、給食室とホール、おうちで言うとダイニング、リビングを真ん中にこどもたちの様子がわかる状態となっていました。またお部屋やお庭、屋上緑化、太陽光パネルなど工夫をされていました。 (さらに…)

避難所のありかた

11年5月25日 水曜日

視察の最後は高砂市民センターに行きました。

ここは避難所となっているということで現状をうかがいに行きました。もともとここは、岡山市でいうとふれあいセンターのような感じで、生涯学習の講座や、デイサービスなどと併設している施設で、市の防災計画の中では避難所として位置づけてはいなかったそうです。

ところが、被災当日、次々と市民が避難してきて最高時は1000人近くも・・・

しかし、市は、指定避難所でないからと最初は毛布も何も援助がなかったそうです。しかしもともと消防署出身の館長さんの「避難してきた方は守る!」という強い意志とリーダーシップで、近隣の福祉施設、保育所、企業などネットワークをつないで、食べるものや、子どものミルクなど集めてのりきったそうです。今では (さらに…)